こんばんは!サヨナラヒットです。
なんだか長ったらしいブログタイトルになってしまいましたが、要するに5月29日の社会人野球都市対抗予選の東京大会の観戦ということです。
東京ガス×NTT東日本のカードとなったこの試合は、1次予選で敗れた両チームにとってまさに正念場。第2代表まであと2つは本当にしんどいと思います。
サヨナラヒット的には東京ガス・山岡投手の登板を期待してましたが、試合展開からして残念ながら山岡の登板はありませんでした。
それでは観戦記です。
◎ NTT東日本 4-0 東京ガス
初回2つのエラーをきっかけに3点を挙げたNTT東日本が、加美山、落合、末永の完封リレーで東京ガス降し第2代表決定トーナメント決勝進出です。
東京ガスは初回の無死1.3塁の好機が無得点。初回の攻防が試合の流れを決めてしまった感じです。
NTT東日本の先発は左腕の加美山。1、2回のピンチを凌ぐと、3回からは別人のようにすいすいと投げて7回を被安打6の無失点。見事なピッチングでした。打線の援護もあって中盤からテンポもよくなり3回以降はほぼツケ入る隙を与えなかったですね。NTT東京勝利の立役者と言っていいですね。
東京ガスの先発は難波。春日部共栄時代には1年生で甲子園に出場。個人的には思い入れのある選手です。立ち上がりからNTT東京打線に捕まって2回被安打6の4失点で降板は残念でした。
球もそこそこ走っていたと思いますが、自らの牽制悪送球でピンチを広げ、少し動揺してしまったかなぁという感じでしたね。
それでは試合の経過です。
1回表・東京ガスは1番・濵田政がレフト前にヒットを放つと、続く2番・坂井がライトへしぶとく運び無死1.3塁と絶好の先制のチャンスを迎えます。
このチャンスに3番・小野田の打球は3塁へのゴロ。飛び出した3塁ランナーは三本間に挟まれ1死1,2塁に代わります。
後続に期待をかける東京ガスでしたが、4番・黒田は3塁ゴロ併殺打。東京ガスはなんとも惜しい先制のチャンスを逃します。(写真は小野田です)
NTT東日本は1回の裏、ピンチを凌いだ勢いそのままに初回から東京ガス・難波に襲いかかります。先頭の福田周が四球で出塁すると、2番・高野の3塁ゴロがエラーとなり無死1,2塁のチャンスを掴みます。
送りで来るかと思いましたが、この場面で東京ガス・難波の2塁への牽制球が悪送球となり、NTT東日本は無死2,3塁とチャンスが拡大します。
絶好の先制のチャンスに3番・矢島がすかさずライト前にタイムリー。2者を迎え入れNTT東日本は、またたく間に2点を先制します。
NTT東日本は2死後にも6番・舛澤に右中間を破るツーベースが出て初回3点を先制します。
早い回に1点でも返したい東京ガスは2回表、2死から満塁まで詰め寄り、初回ヒットを放っている1番・濵田政に打順が回ります。しかし、その濵田はあえなく見送り三振に倒れこの回も無得点。
んー、ここまでで1本欲しかった東京ガスでしたねー。
2回にも先発難波が1点を失い苦しい戦いを強いられた東京ガスは、3回から登板した岩佐がその後のNTT東京の反撃を断って試合を引き締めます。
この岩佐ですが、難波の後の6イニングを被安打3、奪三振4、与四死球0の好投。素晴らしいピッチングでした。
立ち上がりは荒れ模様のこの試合も、3回以降はたんたんと進んで試合は4-0でNTT東日本が勝ちました。最後はこの末永投手が東京ガス最終回の攻撃も3者凡退で退け第2代表決定トーナメント決勝進出です。
ありがちな試合展開でしたが、初回の攻防がすべてだったですね。東京ガスはエラーが痛かったです。
NTT東日本は本日、鷺宮製作所を降して第2代表決定です。NTT東日本の選手のみなさんおめでとうございます。
東京ガスは明日、鷺宮製作所と第3代表をかけて戦います。どっちも勝って欲しいなぁ。