こんばんは!サヨナラヒットです。
第85回都市対抗野球は西濃運輸の優勝で幕を閉じました。準決勝でJX-ENEOSを破った勢いは決勝でも続いたようです。西濃運輸初優勝おめでとうございます。東海地区1位突破の実力派本物だったですね。
さて、今日は遅まきながら、一昨日に観戦した都市対抗野球準々決勝の富士重工業×日本新薬の試合をアップします。緊張感ある投手戦は見応えありました。
◎富士重工業2-0日本新薬
補強選手の投手陣が実力を発揮した富士重工業。猿川-石崎の強力リレーで日本新薬につけ入るスキを与えず完封勝ち。準決勝へ進出しました。
富士重工業の準々決勝の先発は猿川投手。日立製作所からの補強選手です。一度観たかった投手なのでこの日の先発は嬉しかったですね。ストレートは140キロ~145キロあたりだったですね。この日は7回3分の2を投げて被安打3で失点0、奪三振は9。もう少し剛球投手をイメージしてましたが、ひじょうにまとまった印象の方が強かったです。雰囲気のある投手でマウンドでの姿が絵になってましたね。
この日猿川投手よりも目を引いたのが、富士重工業2番手の石崎投手。サイドスローから繰り出される力のある速球は魅力的です。9回もほぼストレート一本で三者三振に切って取りました。145キロ以上のストレートをビュンビュン投げて押しまくる、強気のピッチングは気持ちいいですね。
石崎投手は新日鐵住金鹿嶋からの補強選手ですね。富士重工業の補強選手は強力すぎます!
日本新薬の先発は滝谷投手。打たせて取るタイプの投手ですね。ひじょうにクレバーな投球内容で好投しました。5回を投げて2失点は本人的には納得といかないと思いますが、先発投手としては十分役割を果たしたと思います。打線の援護ほしかったですね。
日本新薬も2番手投手の方が目を引きました。長身右腕の中村駿介投手。なかなかの速球を投げてました。長身でちょっとギクシャクしたような投球フォームも打ちずらそうです。先発滝谷投手の後を継いで、4回を投げて奪三振6は立派だったです。
野手では日本試薬の倉本選手がやはりよかったかなー。二遊間よりの緩いゴロをジャンピングスローでアウトにした時はカッコよかったですね。打つ方は残念ながら3打数でノーヒット。本領発揮とは行かなかったのは残念です。
それでは試合です。
序盤から押し気味に試合を進める富士重工業。1死2塁の先制のチャンスに、1番日置がライトオーバーのツーベース。富士重工業が1点を先制。
1点を先制した富士重工業は、5回表に8番唐谷のソロホームランで2点目。試合の主導権を握ります。
チャンスらしいチャンスが無かった日本新薬は、富士重工業の補強投手陣の前に3安打と打撃奮わず。最終回も三者三振に打ち取られ完敗でした。投手陣はよく踏ん張っていた日本新薬でしたので、打線の援護欲しかったですね。
富士重工業の応援団はチアも含めてたぶん明治大学の面々がやっていたと思います。アルバイトとかで雇われるのかなぁ。それとも無償の応援なのかしらん?